保険料が安くなるための、とっておきの方法

最適で最安の保険商品を選ぶ方法

自分が必要としている保険の種類、そして必要な期間を把握したら、数ある保険商品の中から、最も安い保険商品を選ぶようにしましょう。

安い商品を選ぶ場合は単品のものを選ぶようにするといいでしょう。よく、日用品を買う時に「セット」で買うとお得に感じて買う場合があります。それと似ているかもしれません。

しかし、保険の場合はセットにしたからと言って安くなるということではありません。セットにするとその分、多く保険料に含まれる事になるのです。

「単品」の商品を比べる場合のポイントとは

もし自分が加入するべき保険商品が「セット」ではなく「単品」にしたいと決定した場合には、その同様の商品を取り扱っている数社の保険会社から、一番安く加入できる保険料の会社を選んでみます。

ではいったいどのように比較対象すればいいでしょうか。方法は2種類あります。

①自分で情報収集

自分で保険会社数社を回ることでパンフレットを入手する方法です。また、実際に保険会社に足を運びますから、担当職員に保険の内容の詳細についても質問することができます。

②保険の代理店からの情報収集

多彩な保険会社の保険を取り扱っている乗合代理店を訪れて相談する方法です。
こちらの方法ならば、実際の保険のプロフェッショナルが細かく教えてくれるというメリットがあります。

保険の情報収集する場合に、自分で各所を回って地道に情報を集める場合と、
乗合代理店を利用する場合と、費用には大差がありません。

実際に乗合代理店を利用して相談した場合でも、相談料という名目でお客様から料金をもらうことがないのが現状です。

ですから、地道に自分で回ってもお金に大差がないなら、乗合代理店を利用して相談にのってもらう方がいい方法と言えます。

付属のおまけはつけないように

お客様の加入保険の見直しをする場合に配慮する時は「シンプル」にというところに重きを置きます。

付属品であるおまけをつけないことで「シンプル」にすることが大切です。

ここでいう「おまけ」ですが、もともと必要である保険の目的としているのに関係ないような保障です。日常生活で「おまけ」というとずいぶんお得でメリットのあるようなものと考えますが、保険ではおまけには得という部分がないのです。

おまけとは名ばかりで、おまけの部分にも料金はかかりますから、ちっともお得ではないという所に気をつけなければなりません。

また、将来的に本来の保険部分の解約後におまけだけ継続することは不可能ですし、なんらお得ではない事になります。

もし、おまけの部分の保障も欲しいと感じたら、その保障を単品で加入することが大切です。

例えば、生命保険の加入時におまけでがんの保障をつけるのではなく、
それとは別に「がん保険」として加入した方が後々の見直し時に面倒なことにはならないのです。

三角形の方が四角形よりおススメ

保険には三角形のタイプと四角形のタイプが存在しています。

三角形タイプの保険

収入保障定期保険及び逓減定期保険といった保険のように、期間が経過していくに伴って、万が一の場合の保障の受け取り金額が減っていく、保障額の形が三角形のタイプです。

四角形タイプの保険

定期保険に見られるように、期間内に万が一の保障の受け取りが発生した場合、
期間内であれば定額の額が受け取れる、保障額の形が四角形のタイプです。

このタイプ同士を図形で考えてみてください。三角形と四角形を比較すると面積が三角形の方が半分です。

つまり、保障の額が半分になりますが、支払う保険料も半分ということになります。

必要な保障額は三角形で、保険に必要なお金も三角形の方ならぴったりとした保障の準備が可能で、保険料を安く抑えることが可能なのです。

全期型の方が更新型よりおススメ

更新型というのは、更新するたびに保険料が少しずつ高くなっていくタイプの保険です。

そうやって少しずつあがっていくと、いずれ最終的に支払うのが厳しくなるので、更新タイプの保険はお勧めできません。

ただ、更新タイプがお勧めできないのは、もう一つの訳があります。

それは、支払総額が高くなってしまうということにあります。例えば、更新タイプで期間10年を3回更新して30年の保険に加入した場合と、初めから期間30年の保険を加入した場合です。これは、後者の方が保険料の支払い総額は安いのです。

このように初めから保険料が加入期間ずっと定額の保険を全期型というのです。
全期型にすれば、総額的には安くなるということになります。

このテクニックは重要ポイントです。覚えておいて欲しいポイントと言えます。
生命保険に加入してもらう際に、保険の外交員の方々が語る時は、この更新型と全期型の話が出てきます。

外交員の人は、いったん保険料が安い更新型に入って後々新しい保険に入ってもいいですよ、なんていう言葉をいうかもしれません。そのような時に、このような全期型と更新型のしくみを覚えておくといいでしょう。

払済をすることで金利3%の預金が入手できる?

こちらでは、保険を上手に使ってお金をもらうテクニックをお教えしたいと思います。こちらで話すテクニックは「払済」というもの。

これは、昔からの保険に加入し続けている人に有効です。古い保険に加入していて、今の保険のタイプに転換をさせられていない人ができる技です。 このテクニックは保険会社の人は教えてくれないので、覚えておくとお得です。

ここでいう「払済」は、これから先の保険料の払い込みを中止すると共に、それまで保険会社に貯まっていた金額、つまり解約辺戻金をそのまま用いて、現在加入している保険の主な契約と同様の保険や養老保険などに切り替える事です。

払済をした場合には保険の期間は前の契約内容と同様ですが、保障の額が解約辺戻金の額に対応して変化します。そして、特約の契約がなくなるのです。 そして、払済の保険にした場合は、その前に加入していた保険の利率が適用となります。

そのため、現在のように利率がどんどん下がっている状況と比べて、昔のような利率の高いものが適用となるので有利な契約を新たに申し込めるということとなります。 ただ、厳密にいうと保障のコスト、税金の扱いの関係で、全く上記のようにとはいかないまでも、払済保険ではお得になることは間違いありません。

この方法を保険会社が教えてくれないのには、保険会社側としては、お客様から保険料の支払いが止まり、過去から貯まっていたお金を利率の高い状態で増やす事になるので、不利ということだからなのです。