生命保険の「契約のしおり」でチェックすべき3つのポイント

「契約のしおり」でチェックすべき3つのポイント

「契約のしおり」には必ず目を通すこと

生命保険に加入する際、事前に保険会社から手渡しされる「契約のしおり」「約款」には、パンフレットや生命保険の設計書には記載されていない重要な事柄が書かれています。

万が一のとき、「そんなことは知らなかった」と慌てることのないよう、まずは「契約のしおりJ[“約款jの読み方を説明しましょう。

そもそも「約款」とは、保険の契約内容や条件のとりきめが細かく書かれているものですが、難しい文章のため、読む気もしないというのが正直なところでしょう。

一方、「契約のしおり」とは、「約款」の中でも特に重要な事項をわかりやすく解説した冊子になっているもので、保険会社では契約を申し込む際に契約者に手渡しています。「契約のしおり」を読めば、ほぽ契約する保険内容が理解できるといえます。

具体的には、その保険が「どんな特徴と仕組みjを持ち、「どんなときに」「いくら保険金や給付金が支払われるのか」、または「支払われないのかJなどの内容が書かれてあります。

ただし、保険独特の言い回しゃ単語などが使われている場合もあるので要注意。以下に、チェックすべき保険独特の言い回しを挙げておきます。

チェックポイント 1 給付の内容

自分が契約した保険の内容は、どのような場合にいくらくらい給付されるのかを把握しましょう。保険商品によって、入院給付金の給付内容が異なってくるのでここは大切なチェックポイントとなります。

仮に、「入院給付金が1日1万円」という契約をしている人が病気で入院した場合の給付金額が、18日以上継続入院J15日以上継続入院J12日以上入院J11日以上入院」の場合を比べてみましょう。

3日間入院した場合と10日間入院した場合の給付金額は、下の表のようになります。違いにびっくりされる方も多いのではないでしょうか。

チェックポイント 2 給付限度日数

医療保険での「1入院当たりの給付限度日数」については事前に確認しましょう。1回の入院についての支払い限度日数は、30~1095日と広い範囲になっています。

なお、ここでの「1入院」とは、lつの病気のことを指します。1入院当たりの給付限度日数が短いほど保険料は安くなります。

チェックポイント 2 給付限度日数

医療保険での「1入院当たりの給付限度日数」については事前に確認しましょう。1回の入院についての支払い限度日数は、30~1095日と広い範囲になっています。

なお、ここでの「1入院」とは、lつの病気のことを指します。1入院当たりの給付限度日数が短いほど保険料は安くなります。

チェックポイント 3 給付日額

通算の入院給付日額は、ほとんどの保険が730-1000日前後に設定されています。ここでの通算入院給付額とは、入院給付金の限度額を示します。たとえば、1入院60日の保険で通算日数が730日の場合、60日の入院をまるまる12回と10日(原則的にそれぞれ違う病気)したときに限度になります。