保険は助け合いの精神 『相互扶助』 から生まれた

保険ってどんなもの?

保険は助け合いの精神 『相互扶助』 から生まれた

そもそも生命保険は、明治維新の際に福沢諭吉が、海外にあった「お互いがお互いを助け合うという保険制度」を日本国内に紹介したものだと言われています。

もし、家計を支える大黒柱が亡くなった場合、残された遺族は路頭に迷う恐れがあるでしょう。そこで、多くの人からお金を集め、万が一、不慮の事態が起これは、みんなでその遺族を支えましょうという「相互扶助の精神」が、生命保険制度の根幹となっているのです。

保険は助け合いの精神

あらかじめ多くの人がお金を少しずつ出し合って、困ったことが起きた人が出たら、集めたお金をその人に渡す相互扶助のしくみが、そもそもの保険なのです。

生命保険に加入する『4つの目的』

生命保険に加入する目的

民間保険で取り扱う「生命保険」は、人の生死や病気、ケガに関わる保障をするもので
す。この生命保険に入る目的は、主に次の4つがあげられます。

①入院や手術に対する保障

入院や手術に対する保障も、男女を問わずすべての人に必要です。
入院や手術で医療費がかさんだり、仕事を休んだときに収入がダウン
したりするリスクを保険でカバーします。

②残された家族の生活保障

残された家族の生活保障は、子育てファミリーのお父さんのように、
養う家族がいる人に必要です。残された家族が暮らしていけるだけの
生活費と、子どもの進学費用などを保険で準備します。保険の最も基
本的な役割を果たすのがこの保障です。

③お葬式代など死後の整理資金

お葬式代など死後の整理資金は、老若男女を問わず必要なお金です。
お葬式代の平均にあたる約300 万円を目安に加入します。

④老後資金

少子高齢化が進む今の日本では、将来のリタイアメント世代ほど公
的年金を期待できないという不安から、自助努力で老後に備えること
が必要とされています。また、もしも介護が必要になれば、家をリフ
ォームしたり、リハビリしたりするための費用も必要になります。

生命保険に加入する主な目的は、「入院や手術に対する保障」、「残された家族の生活保障」、「お葬式代など死後の整理資金」、「老後資金」の4つ。目的に合わせて保険を選びましょう。