共済保険と生命保険の違いって?

共済よりも生命保険が高くなる理由 生命保険会社と生命共済制度との違いはなんでしょうか?生命保険会社は、不特定多数の人々を対象とし、生命保険商品を販売して、利益を上げることを目的とした企業です。 一方、生命共済制度は、限られた行政地域内・職域内などで、利益を追求することなく、相互扶助の生命共済システムの維持管理をすることを目的としています。このように運営手法が異なりますが、それぞれが提供...

保険は助け合いの精神 『相互扶助』 から生まれた

保険ってどんなもの? 保険は助け合いの精神 『相互扶助』 から生まれた そもそも生命保険は、明治維新の際に福沢諭吉が、海外にあった「お互いがお互いを助け合うという保険制度」を日本国内に紹介したものだと言われています。 もし、家計を支える大黒柱が亡くなった場合、残された遺族は路頭に迷う恐れがあるでしょう。そこで、多くの人からお金を集め、万が一、不慮の事態が起これは、みんなでその遺族...

生命保険と、医療保険・損害保険の違い

生命保険と医療保険の違い 「第3分野」と呼ばれる医療保険 生命保険は生命の傷病に備える保険で第1分野、損害保険は事故などに備える保険で第2分野だという分類になります。 医療保険は、第3分野と呼ばれ、入院や手術に対し保険金の給付を行うものです。 以前は、〈損害保険は損害保険会社で〉、〈生命保険は生命保険会社で〉取り扱うように法律で決められていました。 しかし、1996 ...

保険の相談が無料でできる「保険ショップ」ってどんな所?

そもそも保険ショップってどんな所? 『保険ショップ』は生命保険業界の『家電量販店』? テレビやパソコンを買う時、どこで買うでしょうか? 最安値を比較して購入できる『インターネット通販』、実際に多くのメーカーの商品を手にとって比べられる『家電量販店』、国内家電メーカー系列の『街の電気屋さん』など今は、色々と選択肢があります。 上記の3つの販売窓口...

こくみん共済や県民共済の『共済』とは?

共済制度とはどのようなものなのか? 『共済事業』とは、「私たちの生活を取り巻くさまざまな危険(生命の危険や自然災害、交通事故など)に対して、協同組合などの組合員がお互いに助け合う目的でつくった保障制度です」社団法人日本共済協会がホームページで説明しています。 その文中にある「協同組合」とは、「共通の願いを持つ人々が、出資金を出し合うなどの一定の手続きを経て自主的に集まり、事業を行う、営...

生命保険に入っていると税金が安くなるって本当?

生命保険に入ると所得控除が受けられる 生命保険に加入していると、生命保険料控除という名前の、所得控除が受けられます。「控除」ということばは名前が堅苦しいですが、所得税や住民税を安くしてくれる、ありがたいものだと覚えておきましょう。それではなぜ、生命保険料控除を受けると、税金が安くなるのでしょうか。 生命保険料控除は、社会保険料控除や配偶者控除、扶養控除などと同じように、控除される金額だ...

保険会社の安全性はどうやって見抜けばいいの?

経営状態のチェックが必要な時代 「自分が加入している保険会社の経営状態は本当に安全?」みなさんも気になっているのではないでしょうか。バブルの頃までは、誰も信じられなかった保険会社の経営破綻が現実のものとなり、保険会社の経営状態を気にする人が非常に増えてきています。 生命保険は、加年や訓年、あるいは一生涯など長期間の保障を得るものですから、イザというときに、加入していた保険会社がつぶれて...

医療保険の仕組み

保険は相互の助け合いのために生まれたもの 病気やケガをしたとき、保険という仕組みを使って治療費などの負担を減らしてくれるのが広い意味での医療保険です。「保険」というのは、多くの人に偶然起こるリスク(火災、自動車事故など)や、必ず起こるもののそれがいつかは分からないリスク(死亡など)について、多くの人が少しずつ負担し合って、お互い助け合う社会的な仕組みです。 そのため、保険料として支払っ...

保険に入るメリット、デメリット

保険に入ることのメリットは主に二つあります。 ① 『まさか』 の事態に、預貯金だけでは不足する額をカバーできること ②税制優遇による節税効果 このうち、①は、お金持ちの人には不要です。いざという事態には資産を取り崩せばいいので、あえて保険料というコストを払う必要はないからです。 ただ、持っている資産を次の世代に残す相続対策の一環として、預貯金よりも保険は節税効果が高いことなどか...

保険は貯蓄とどこが違う?

貯蓄は三角形、保険は四角 保険は加入してすぐに高額の保障が得られる最近はあまり聞かなくなっていますが、「貯蓄は三角、保険は四角」ということばで、保険のしくみを説明することがあります。 これは、貯蓄は少しずつしか金額が増えないけれど、保険は加入した時点(保障がスタートした時点)で、すぐに高額の保障が得られることを意味しています。 下の図の斜線の部分を補ってくれるのが保険の役目という...