がん保険

がんに対して手厚く保障する

「家系的にがんが多いんだ。がんになると医療費もかかるし不安」という人におすすめなのが、がん保険です。がんによる入院や手術を手厚く保障してくれる保険です。

がんと診断された時点で、診断給付金(一時金)が受け取れるがん保険も多くなっています。医療保険と違って、保障の対象をがんに絞っているので、同じ入院給付金額であれば、がん保険のほうが保険料は安くなります。

ただし、がん保険には、保障が開始されてから3か月、あるいは卯日間などの免責期間が設けられています。つまりがんと診断されて、あわてて(病気を隠して)がん保険に加入したとしても、責任が開始されるまでに3か月ほどの期間が設けられているので、給付

金がもらえないだけではなく.告知義務違反として契約が解除されます。がんにかかってから、がん保険に加入するのでは遅いのです。

がん保険なら入院給付金は無制限

さらに医療保険では、入院日数の通算が730日、あるいは1095日などの制限がありますが、がん保険では入院給付金の支払日数は無制限になっています。

また保険期間も、ほとんどのがん保険では終身になっています。ただし、気を付けなければならないのが、保険期間が終身であるものは、保険料の支払いも生きているかぎり続くという点です。

がん保険は、がんと診断されると非常に手厚い保障が得られますが、がんにはかからず、がん以外の病気で亡くなると、保険料のほとんどが掛け捨てになってしまうというマイナス面もあるのです。

またがん保険には、女性専用のがん保険(アリコジャパンなど)や良性腫傷に対しても給付金が受け取れるがん保険(オリコ生命)を扱っている会社もあります。