低解約返戻金型終身保険は「ひらがな生保」にとってのセール品

保険を解約したら戻ってくる 『解約返戻金(へんれいきん)』 解約返戻金とは、保険契約を解約した時に戻ってくるお金です。 契約後、解約するまでに支払った保険料の総額に対する、解約返戻金の割合を「返戻率」といいます。 終身保険で保険料の払込期間を設定した場合は、被保険者の年齢にもよりますが、払い込みが満了した以降の返戻率が100%を超えるケースもあります。 養老保険は、払込期間...

誰でも入れる保険、告知なしで入れる保険って?

医師による診査や告知が不要の「無選択型保険」 「無選択型保険」というのは、保険の販売方法をあらわした名称です。生命保険は加入前に医師による診査や告知・問診 等の手続きが必要ですが、それを必要としない保険が「無選択型保険」です。 「無選択」というのは、医師による診査や告知がない、つまり健康に不安のある方も含めて加入者を選択しない商品、という意味です。 無選択型保険は、終身保険と医療保...

生命保険の契約時のポイント「告知義務」「保険証券」「給付金が受け取れないケース」

契約者には「告知義務」がある。虚偽の申請は絶対にダメ はじめから健康状態の悪い人や危険な職業に従事している人などが無条件で契約して、同じ保険料だと不公平になってしまいます。 他の契約者との公平性を保つために、「告知義務」といって、保険契約者・被保険者は、健康状態・職業・過去の病歴・現在の健康状態・身体の障害状態をありのまま正しく告知する義務があります。 それに反して、健康状態や既...

生命保険の「契約のしおり」でチェックすべき3つのポイント

「契約のしおり」でチェックすべき3つのポイント 「契約のしおり」には必ず目を通すこと 生命保険に加入する際、事前に保険会社から手渡しされる「契約のしおり」「約款」には、パンフレットや生命保険の設計書には記載されていない重要な事柄が書かれています。 万が一のとき、「そんなことは知らなかった」と慌てることのないよう、まずは「契約のしおりJ["約款jの読み方を説明しましょう。 そ...

年代別のライフステージによって保険・保障の考え方はこう違う

年代により生命保険加入のポイントは異なる 生命保険は目的によって加入するタイプを選択する必要があります。あらゆる保障がついているけれど、実は現在は不要な保障で、保険料ばかりかさんで家計を圧迫しては元も子もありません。 死亡保障が目的なら定期保険や終身保険等、医療保障が目的なら医療保険等、介護保障が目的なら介護保険等、さらに老後の収入が目的なら年金保険等と、それぞれ目的によって保険のタイ...

保険金・給付金が支払われない免責条項をチェックしておこう

保険制度は“公平な危険分担”が大前提にあって、はじめて正常に機能するものです。 一部の契約者だけが利益を得るような不公平な保険金や給付金の支払いがあっては、保険制度が正常に維持できません。また、大数の法則に基づいた予定死亡率を上回るような保険金・給付金の請求が発生したときも(たとえば戦争や大災害)、保険制度維持のためにも対処が必要となってきます。 保険金や給付金が支払われない免責事由は...

万一の時の当面の支出を予測しよう

大黒柱のお父さんがいなくなったら生活費はいくらかかる? 万一の時の残された家族の暮らしがどのようなものになるかを想像して、暮らしにかかるお金を計算してみましょう。現在田中家では1年間で480万円のお金を使っています。お父さんさんがいなくなり、妻とお子さんの三人暮らしになるとどのくらい1年間でかかるものでしょうか。支出の内訳を見た上で、万一の時にどう変化するかを予想してみましょう。 基本...

死亡時の福利厚生制度

意外と知らない福利厚生をチェックしておこう 保険金額を考える際に、ほとんど顧みられることがないのが福到厚生制度です。福到厚生制度の中でも、住宅ローンを組む時に会社からの利子補給が受けられるとか、シティホテルに格安で宿泊できるといったものはしっかりチェックするものですが、「死亡」や「ケガ・病気」といった項目はあまり意識していないようです。 どの程度の企業が徒業員の死亡保障制度を導入してい...